水虫
水虫
白癬菌や真菌が足に感染して起こる病気で、「たむし」とも言われています。
体の様々なところで起こるものですが、自覚症状が治まると治療を中止してしまう方が多いため、完全に菌がなくなるまで根気よく治療することが必要です。
タイプ
①趾間型
足の指の間に発症するタイプです。
水虫の中でも最も多く、薬指や小指は要注意です。
白くふやけて皮が捲れてただれることから、痒みを強く感じるような症状が主なものです。
②小水疱型
足底から指の付け根にかけて、小さな水ぶくれが発生します。
破れた後に乾燥してポロポロ皮が剥けます。
梅雨の時期から発症し、秋に治るケースが多く見られます。
③角質増殖型
かかとを中心とした、足底の皮膚が分厚く硬くなります。
ひび割れてくると痛みが生じます。
冬でも症状が続くことが特徴です。
予防法・対処法
①蒸れた状態を避ける
長時間、靴を履き続けたり靴下を履いている状態が続くと、水虫が発症したりしやすくなります。
足が蒸れている状態を避けることは重要です。
また、多くの人は足のことを意識しがちですが、靴そのものをしっかり乾かしたりサンダルも清潔にするようにしましょう。
②清潔な状態を保つ
日本では、靴を脱いで歩くことがとても多いため、感染リスクは高い傾向にあります。
また、銭湯や不特定多数の人が利用するシャワーなどでも感染する可能性はあるため、帰宅後に足をもう一度洗うなどして、できるだけ清潔な状態を保ちましょう。
注意点
水虫は悪化すると、日常生活に悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、少しでも違和感を感じたり「水虫かもしれない」と思うことがあれば、すぐに病院を受診しましょう。
市販薬で対応できるケースもありますが、早期的に根本原因である細菌を根絶しましょう。